「先週の結果分析」のコーナーです。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう
今週より少し内容を変更しながら、3月26日土曜日の結果を振り返りたいと思います
比較的上位人気馬ではありましたが全て奇数馬番に騎乗、ゲート内の姿勢で勝つオーラすら放っていた鮫島克駿騎手は、3勝の固め打ち。有力馬の騎乗依頼がますます増えそうな堂々とした立ち振る舞いが目を引きました。
この日は、今年1勝が嘘のような巻き返しを見せて2連勝を挙げた横山和生騎手など、若手騎手の派手な活躍がひと際目立ちました。
馬の実力を上手く引き出し馬券圏内に5度も絡んだ川田優雅騎手は、一日を通して大暴れしてくれましたが、複勝率が同じ5割の四位洋文騎手の健闘が光りました。
虎視眈々と大舞台での活躍を狙ってジワジワと調子を挙げてくるはずですし、今後の更なる活躍に期待したいと思います。
差し戦法が馬券圏内に突っ込んでくる傾向がありました。とは言え、前がバテて差しが届くケースも多かったですので、そう言うケースでこそ浮上してくる騎手の傾向を、上手く活かす馬券戦術が必要かも知れません。
どの騎手も善戦して着度数がかなりバラける結果になりました。そんな中で健闘したのがベテランの蛯名正義騎手と、田中勝春騎手。
クラスやレースレベルが上がると成績が落ちる懸念はありますが、6番人気2着・9番人気1着・12番人気3着を5R以降に挙げてきた田中勝春騎手は、馬券の面で非常においしい一日でした。狙い時が鮮明であれば、今後も狙いうちをしてみたくなるような活躍でした。
CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
そして、本日のPlay of the Day(ベストプレー賞)は
中山1R(3歳未勝利) 1着 ⑭ファニーヒロイン 福永祐一騎手
未勝利クラスにしてはなかなかレベルの高い一戦でしたが、最後の直線では新人の木幡巧也騎手が騎乗するライムチャンとの息詰まる競り合いを演じ、経験値がモノを言うかのように最後に競り勝った部分も非常に見事でした。
先週の高松宮記念の特集記事でも触れましたが、他の騎手が「前に行って強さを発揮する」様なケースが圧倒的に多いものですが、福永騎手はむしろそんなに無理して前に行かなくても勝っていると言う傾向を持っています。
差し切れずに負けると言うリスクが勿論ありますが、前半から前目の良いポジションを取れなくてもジワジワと進出し、前をいつでも捉えられるポジションを取れるようになっているの、純粋に実力がある証拠だと思います。
このレースも主張しようと思えばもっと前のポジションを取れたはずですが、馬との折り合いに専念して前半は7番手付近に控える競馬を見せたあたりに、周囲のレース状況を的確に把握した鞍上のファインプレーが光りました。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう
今週より少し内容を変更しながら、3月26日土曜日の結果を振り返りたいと思います
中京競馬場の成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
鮫島克駿 | 3-0-1-5/9 | 33.30% | 33.30% | 44.40% | 213 | 102 |
丹内祐次 | 2-0-0-5/7 | 28.60% | 28.60% | 28.60% | 288 | 82 |
横山和生 | 2-0-0-3/5 | 40.00% | 40.00% | 40.00% | 3324 | 680 |
バルジュ | 1-3-0-5/9 | 11.10% | 44.40% | 44.40% | 24 | 72 |
北村友一 | 1-1-0-5/7 | 14.30% | 28.60% | 28.60% | 92 | 84 |
岩崎翼 | 1-0-1-4/6 | 16.70% | 16.70% | 33.30% | 58 | 98 |
酒井学 | 1-0-1-4/6 | 16.70% | 16.70% | 33.30% | 308 | 116 |
勝浦正樹 | 1-0-0-6/7 | 14.30% | 14.30% | 14.30% | 140 | 37 |
松若風馬 | 0-1-1-8/10 | 0.00% | 10.00% | 20.00% | 0 | 45 |
川須栄彦 | 0-1-0-7/8 | 0.00% | 12.50% | 12.50% | 0 | 20 |
丸田恭介 | 0-1-0-7/8 | 0.00% | 12.50% | 12.50% | 0 | 22 |
丸山元気 | 0-1-0-9/10 | 0.00% | 10.00% | 10.00% | 0 | 241 |
森裕太朗 | 0-1-0-3/4 | 0.00% | 25.00% | 25.00% | 0 | 50 |
杉原誠人 | 0-1-0-4/5 | 0.00% | 20.00% | 20.00% | 0 | 60 |
西村太一 | 0-1-0-0/1 | 0.00% | 100.00% | 100.00% | 0 | 280 |
的場勇人 | 0-1-0-0/1 | 0.00% | 100.00% | 100.00% | 0 | 780 |
藤岡康太 | 0-0-3-4/7 | 0.00% | 0.00% | 42.90% | 0 | 225 |
松田大作 | 0-0-1-8/9 | 0.00% | 0.00% | 11.10% | 0 | 18 |
伴啓太 | 0-0-1-4/5 | 0.00% | 0.00% | 20.00% | 0 | 222 |
中谷雄太 | 0-0-1-4/5 | 0.00% | 0.00% | 20.00% | 0 | 28 |
鮫島良太 | 0-0-1-2/3 | 0.00% | 0.00% | 33.30% | 0 | 83 |
田中健 | 0-0-1-1/2 | 0.00% | 0.00% | 50.00% | 0 | 140 |
比較的上位人気馬ではありましたが全て奇数馬番に騎乗、ゲート内の姿勢で勝つオーラすら放っていた鮫島克駿騎手は、3勝の固め打ち。有力馬の騎乗依頼がますます増えそうな堂々とした立ち振る舞いが目を引きました。
この日は、今年1勝が嘘のような巻き返しを見せて2連勝を挙げた横山和生騎手など、若手騎手の派手な活躍がひと際目立ちました。
阪神競馬場の成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
川田将雅 | 2-2-1-5/10 | 20.00% | 40.00% | 50.00% | 64 | 74 |
岩田康誠 | 2-0-1-8/11 | 18.20% | 18.20% | 27.30% | 126 | 49 |
戸崎圭太 | 1-1-1-8/11 | 9.10% | 18.20% | 27.30% | 15 | 47 |
池添謙一 | 1-1-1-6/9 | 11.10% | 22.20% | 33.30% | 21 | 57 |
四位洋文 | 1-1-1-3/6 | 16.70% | 33.30% | 50.00% | 31 | 120 |
和田竜二 | 1-1-0-6/8 | 12.50% | 25.00% | 25.00% | 23 | 41 |
小崎綾也 | 1-1-0-7/9 | 11.10% | 22.20% | 22.20% | 131 | 108 |
内田博幸 | 1-0-1-6/8 | 12.50% | 12.50% | 25.00% | 242 | 62 |
義英真 | 1-0-0-9/10 | 10.00% | 10.00% | 10.00% | 348 | 61 |
竹之下智 | 1-0-0-3/4 | 25.00% | 25.00% | 25.00% | 215 | 77 |
シュタル | 0-2-1-4/7 | 0.00% | 28.60% | 42.90% | 0 | 108 |
松山弘平 | 0-1-2-7/10 | 0.00% | 10.00% | 30.00% | 0 | 73 |
藤岡佑介 | 0-1-1-2/4 | 0.00% | 25.00% | 50.00% | 0 | 127 |
石橋脩 | 0-1-0-4/5 | 0.00% | 20.00% | 20.00% | 0 | 28 |
菱田裕二 | 0-0-1-7/8 | 0.00% | 0.00% | 12.50% | 0 | 46 |
城戸義政 | 0-0-1-6/7 | 0.00% | 0.00% | 14.30% | 0 | 44 |
馬の実力を上手く引き出し馬券圏内に5度も絡んだ川田優雅騎手は、一日を通して大暴れしてくれましたが、複勝率が同じ5割の四位洋文騎手の健闘が光りました。
虎視眈々と大舞台での活躍を狙ってジワジワと調子を挙げてくるはずですし、今後の更なる活躍に期待したいと思います。
差し戦法が馬券圏内に突っ込んでくる傾向がありました。とは言え、前がバテて差しが届くケースも多かったですので、そう言うケースでこそ浮上してくる騎手の傾向を、上手く活かす馬券戦術が必要かも知れません。
中山競馬場の成績
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
福永祐一 | 2-1-0-2/5 | 40.00% | 60.00% | 60.00% | 118 | 70 |
横山典弘 | 2-0-0-2/4 | 50.00% | 50.00% | 50.00% | 135 | 62 |
蛯名正義 | 1-2-1-3/7 | 14.30% | 42.90% | 57.10% | 40 | 81 |
田中勝春 | 1-1-1-3/6 | 16.70% | 33.30% | 50.00% | 365 | 240 |
三浦皇成 | 1-1-0-4/6 | 16.70% | 33.30% | 33.30% | 95 | 68 |
津村明秀 | 1-1-0-2/4 | 25.00% | 50.00% | 50.00% | 242 | 322 |
田辺裕信 | 1-0-0-6/7 | 14.30% | 14.30% | 14.30% | 27 | 15 |
吉田隼人 | 1-0-0-5/6 | 16.70% | 16.70% | 16.70% | 55 | 20 |
江田照男 | 1-0-0-3/4 | 25.00% | 25.00% | 25.00% | 195 | 55 |
平沢健治 | 1-0-0-0/1 | 100.00% | 100.00% | 100.00% | 2270 | 530 |
柴田大知 | 0-1-2-6/9 | 0.00% | 11.10% | 33.30% | 0 | 156 |
ルメール | 0-1-2-4/7 | 0.00% | 14.30% | 42.90% | 0 | 48 |
大野拓弥 | 0-1-0-7/8 | 0.00% | 12.50% | 12.50% | 0 | 61 |
木幡巧也 | 0-1-0-4/5 | 0.00% | 20.00% | 20.00% | 0 | 22 |
草野太郎 | 0-1-0-0/1 | 0.00% | 100.00% | 100.00% | 0 | 360 |
西田雄一 | 0-1-0-0/1 | 0.00% | 100.00% | 100.00% | 0 | 170 |
柴田善臣 | 0-0-1-4/5 | 0.00% | 0.00% | 20.00% | 0 | 122 |
松岡正海 | 0-0-1-7/8 | 0.00% | 0.00% | 12.50% | 0 | 27 |
石川裕紀 | 0-0-1-8/9 | 0.00% | 0.00% | 11.10% | 0 | 20 |
井上敏樹 | 0-0-1-6/7 | 0.00% | 0.00% | 14.30% | 0 | 127 |
吉田豊 | 0-0-1-6/7 | 0.00% | 0.00% | 14.30% | 0 | 42 |
高野和馬 | 0-0-1-0/1 | 0.00% | 0.00% | 100.00% | 0 | 370 |
どの騎手も善戦して着度数がかなりバラける結果になりました。そんな中で健闘したのがベテランの蛯名正義騎手と、田中勝春騎手。
クラスやレースレベルが上がると成績が落ちる懸念はありますが、6番人気2着・9番人気1着・12番人気3着を5R以降に挙げてきた田中勝春騎手は、馬券の面で非常においしい一日でした。狙い時が鮮明であれば、今後も狙いうちをしてみたくなるような活躍でした。
CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
そして、本日のPlay of the Day(ベストプレー賞)は
中山1R(3歳未勝利) 1着 ⑭ファニーヒロイン 福永祐一騎手
未勝利クラスにしてはなかなかレベルの高い一戦でしたが、最後の直線では新人の木幡巧也騎手が騎乗するライムチャンとの息詰まる競り合いを演じ、経験値がモノを言うかのように最後に競り勝った部分も非常に見事でした。
先週の高松宮記念の特集記事でも触れましたが、他の騎手が「前に行って強さを発揮する」様なケースが圧倒的に多いものですが、福永騎手はむしろそんなに無理して前に行かなくても勝っていると言う傾向を持っています。
差し切れずに負けると言うリスクが勿論ありますが、前半から前目の良いポジションを取れなくてもジワジワと進出し、前をいつでも捉えられるポジションを取れるようになっているの、純粋に実力がある証拠だと思います。
このレースも主張しようと思えばもっと前のポジションを取れたはずですが、馬との折り合いに専念して前半は7番手付近に控える競馬を見せたあたりに、周囲のレース状況を的確に把握した鞍上のファインプレーが光りました。
コメント