「先週の結果分析」のコーナーです。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう

3月19日土曜日の結果を振り返りたいと思います


中京競馬場の成績

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藤岡康太が今日もまた、最多タイの2勝を挙げる活躍

中京競馬場での活躍がとにかく目立つ藤岡康太騎手ですが、今日もまた最多タイの2勝を挙げてくれました。さすがは昨年の中京開催年間リーディングを獲っただけはありますし、今後もその実力を遺憾無く発揮してもらいたいです。
この日も逃げまたは2番手のポジションをしっかりと確保できたレースでしっかりと結果を出すなど、やはり前に行ってこその好走パターンは依然健在、馬場が悪いこの日は特に有効だったようです。

  土曜成績=  2- 1- 0- 5/ 8   勝率25.0%  連対率37.5%  複勝率37.5% 
 

 

今年は中京で大躍進!中谷雄太の快進撃、2勝の荒稼ぎ

今年に入って昨年をはるかに上回るペースで乗り鞍を集め、勝ち星を叩き出している中谷雄太騎手。昨年は中京で1勝しかできなかったのが嘘のような快進撃が年初の中京開催から今回際も続いており、この日の2勝で年間通算6勝とし、なんと中京リーディングでトップに躍り出ました。
全体の成績はダート戦での勝利数がリードしていますが、この日は足もとの悪い中を後方から一気の追い込みで勝つなど、芝でも味のある騎乗が増えています。繰り返し起用してくれる厩舎では更に成績が上がる傾向があり、意気に応える男気がツキも呼び込んでいるようです。

  土曜成績= 2- 0- 1- 2/ 5   勝率40.0%  連対率40.0%  複勝率60.0% 




石川裕紀人十八番の逃げ炸裂、更なる「充実の春」へ!

このコーナーで度々登場する「3年目の騎手」ですが、この日は逃げて結果を出した石川裕紀人騎手の好騎乗にスポットを当てたいと思います。乗り鞍はたった一つとは言え、一鞍入魂の3Rはニケトップランのスピードを生かした豪快な逃げを披露。見事、単勝1番人気に応えてくれました。
付けた着差は7馬身、離したタイムは1秒2とこのクラスでは力が違ったのですが、その力をしっかりと引き出したのも前で競馬すれば強い石川裕紀人騎手ならでは。本当にこの技は十八番と言うに相応しいでしょう。今年の春は更なる高みを目指すだけでなく結果も残してくれそうな予感がします。

  土曜成績=  1- 0- 0- 0/ 1  勝率100.0% 連対率100.0% 複勝率100.0% 

 

本日のビグブルマン 丸田恭介騎手

乗り鞍が一鞍しかない騎手が出てしまうのは仕方が無い事なのかもしれませんが、そこで結果を出してくれたのが丸田恭介騎手。9Rの熊野特別では6番人気のリノリオを豪快に追い込ませ、見事な差し切り勝ちを決めてくれました。
短距離での実績が目立つ丸田恭介騎手ですが、今年は勝率や連対率で昨年を大きく下回る苦しいシーズンになっています。しかし複勝率だけは昨年とほぼ同水準をキープしており、きっかけ一つで一気に巻き返してくれそうな力を示してくれました。
この日の様なパワーを要する馬場には、相変わらず強さを発揮してくれるのも頼もしい限りです。

  土曜成績=   1- 0- 0- 0/ 1    勝率100.0% 連対率100.0% 複勝率100.0% 



阪神競馬場の成績

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いよいよアクセル全開!福永祐一が本領発揮の大暴れ

復帰後少しずつ勝ち星を積み上げるペースが速くなっている福永祐一騎手ですが、ようやく立て続けに馬券圏内に絡んでくる活躍を見せてくれるようになりました。
トレーニングを見直したからこその効果なのか、それとも騎乗馬と息が合うようになってきたのか。これはまだ見極めが必要だと思いますが、一時期の不振からようやく脱出できたような雰囲気をしっかりと出してくれました。
特に9Rの須磨特別では、先行したサウンドアプローズを上がり最速で押し切る力強い騎乗。この勢いはどうやら本物の様です。

  土曜成績= 
 3- 0- 3- 2/ 8   勝率37.5%  連対率37.5%  複勝率75.0% 



好騎乗?結果オーライ?M.デムーロが大外をぶん回す

連日の活躍が光るM.デムーロ騎手ですが、この日も4勝を挙げる大活躍を見せてくれました。勢いが戻ってきたのはとても良い事ではありますが、12Rでは1番人気のハトマークエースを最後方15番手から追い込んで勝つと言う、とんでも無い離れ業。
おいおい、皐月賞のドゥラメンテじゃねぇんだよ(笑)と思わせる、4コーナーの距離ロスはお世辞にも好騎乗とは言えませんが、差し脚が届いたから結果オーライ?
いずれにせよ、従来通りの考えの一部はM.デムーロ騎手と、海外の競馬には通じないのかもしれません。

  土曜成績= 
 4- 0- 1- 5/10   勝率40.0%  連対率40.0%  複勝率50.0% 



阪神開催で更に躍動、池添謙一も負けてない!

チューリップ賞に競り勝つなど勝負強さが未だ健在の池添謙一騎手。更なるジャンプアップを狙って過去の日は馬券圏内にバンバン突っ込んでくる大暴れで、またも存在感を示してくれました。
しかしメインレースの若葉ステークスでは、まるでチューリップ賞のお返しとばかりにM.デムーロ騎手と競り合い、内側から盛り返されてしまうなんとも勿体無い展開で勝ち星を落としてしまいました。
詰めが甘いと言う点を含めて勝負強さも同居している為、池添謙一騎手の強さや個性が成り立っていますので、買い時のジャッジが今後も更に難しくなりそうです。
しかし、仕事をまたやってくれそうな流れはまだまだ続いているようです。今後の動向に注目したいと思います。

 
  土曜成績=  1- 3- 1- 2/ 7   勝率14.3%  連対率57.1%  複勝率71.4% 



本日のビグブルマン 國分恭介騎手

兄の優作騎手以上に追い込み戦法での不気味さを醸し出している國分恭介騎手ですが、この日はしっかりと1勝と3着1回で結果を残してくれました。
差したり追い込んでも惜しくも馬券に絡めなかったレースは多々ありますが、昨年2.5%だった勝率を4.8%前後まで引き上げている今年は、少ないチャンスを確実にモノに出来ている流れも向いており、これに留まらない活躍が期待できそうです。

   
土曜成績=   1- 1- 0- 1/ 3   勝率33.3%  連対率66.7%  複勝率66.7% 



CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です

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そして、本日のPlay of the Day(ベストプレー賞)は

 中京5R(障害オープン) 1着 ⑭ビップハテンコウ 中村将之騎手


メインレースのファルコンステークスを勝った田辺裕信騎手も、勿論甲乙付けがたい素晴らしい騎乗でした。
ですが、やはり騎手の腕と言う点ではレースで逃げ切る難しさと、逃げ切る戦略の良さを両方示したこのレースを選出したいと思います。

外枠からスタートして好位置の2番手を取ると あまり無理をさせずにゆっくりと先頭に立たせるあたりも中村将之騎手の好判断が光りました。最後まで迫られる厳しいレース展開でしたが、勇気を持って仕掛けたタイミングの良さが勝利を手繰り寄せていました。
若手の騎手や競馬学校の騎手課程で学ぶ生徒には、海外の主流である「前に行け」と言う指示は、おそらく耳にタコが出来るほど聞いていると思います。ただ前に行くだけでなく「前で粘れ」と言うテーマがあるとすれば、その答えの一つとして、このレースぶりを活用して欲しいと願っています。