「先週の結果分析」のコーナーです。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう

3月12日土曜日の結果を振り返りたいと思います


中京競馬場の成績

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川田将雅の勢い加速か、メインを含む2勝

この日、中京競馬場で2勝を挙げた騎手は3名居ましたが、メインに中日新聞杯を制するなど一番目立った活躍を見せてくれたのは川田将雅騎手でした。比較的前目のポジションをどのレースでもしっかりと確保できた点が、好成績を生み出す要因となりました。
極端にものすごい末脚ばかりを炸裂させていた訳ではなく、良いポジションからかなり速い脚で抜け出したあたりに、例年以上のハイペースで勝利数を量産できている好調さが表われていました。

  土曜成績=   2- 0- 2- 2/ 6   勝率33.3%  連対率33.3%  複勝率66.7% 
 
 
 

複勝1130円を演出、武豊が示した2勝以上の存在感

今年に入って数字の上でも成績が上がってきている武豊騎手ですが、この日は2勝に加えてメインレースの中日新聞杯で存在感を示してくれました。13人気のレコンダイトを、見事に3着に持ってくる穴党が喜ぶような活躍まで見せてくれました。
ハンデ重賞らしい混戦のゴール前でしたが、もともとハンデ重賞で強さを発揮している武豊騎手らしい活躍が光りました。しかも複勝配当は4桁のおまけ付き、今後も手綱捌きに注目したいところです。

  土曜成績= 2- 1- 1- 4/ 8   勝率25.0%  連対率37.5%  複勝率50.0% 
 


結果で示した藤懸貴志、メインでも僅差に

少ないチャンスを必死にものにするべく、例年になく歯車も噛み合って奮闘が続いている藤懸貴志騎手ですが、この日もしっかりと勝利を挙げました。しかも14番人気のトウカイインパルスでキッチリと逃げ切り、後続に0秒2差を付けるレース振りは、完勝のひと言。
メインレースの中日新聞杯でもヤマニンボワラクテの継続起用に応えて、あと僅かのところまで追い上げる4着は今年の充実振りなくしては出来なかったかもしれません。

  土曜成績= 1- 0- 0- 3/ 4   勝率25.0%  連対率25.0%  複勝率25.0% 
 


本日のビグブルマン  森裕太朗騎手

デビューしたての騎手なので多くを望んではいけないのかもしれませんが、今持っている力を発揮している点で選出したいのが森裕太朗騎手。特に1Rでオルノスを2着に導いた騎乗は、課題はまだまだ山積してはいますが、ギアが噛みあった後の粘りと言う点ではなかなか見事でした。
人馬一体となりそうな最後の100mのフォームも、他の同期によりも現時点で全身を使えており、今後が非常に楽しみです。

  土曜成績=   0- 1- 0- 0/ 1    勝率0.0% 連対率100.0% 複勝率100.0% 


阪神競馬場の成績

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3勝+後半4戦連続馬券圏内、M.デムーロ勢い再加速か

毎週のように活躍しているM.デムーロ騎手ですが、この日は3勝を挙げて一時期の不調の波から、ようやく脱出してきたようです。特にそれを強く印象付けたのが、9Rから12Rまでの4戦連続で馬券圏内に絡む活躍が続いたことでしょう。
さすがに回収率の面では強調できなくても、乗ればしっかり結果が出る安定感が戻ってきたのは何よりでしょう。

  土曜成績=  3- 2- 1- 3/ 9   勝率33.3%  連対率55.6%  複勝率66.7% 
 


ダートで示す存在感、追い駆け甲斐のある小牧太

昨年を上回る勢いで勝ち星を量産している小牧太騎手ですが、この日はダートで2勝と好調さをキープ。
ダートでは1Rでも3着に入っており安定した成績を残しておりますが、ハイライトは3Rで4番人気のワンダーサジェスを勝利に導き、この日は単勝回収率も218と非常に優秀な結果となりました。
例えベタ買いだとしてもしっかりとプラスになってしまうのですし、今後の更なる活躍を期待せずには居られません

  土曜成績=   2- 0- 1- 6/ 9   勝率22.2%  連対率22.2%  複勝率33.3% 
 
 


阪神でも見せ場十分、松田大作の健闘が光る

この騎手も昨年を上回る勢いで活躍が続いていますが、松田大作騎手は阪神でも活躍する勢いはそのまま、相性の良さが目立っています。昨年、全競馬場で最多の10勝を挙げたのが阪神競馬場ですが、早速1勝を挙げるなどしっかりと結果で示してくれました。
今年は中京競馬場や小倉競馬場など成績が均一に上昇していますが、更なる好成績を目指すにはやはり阪神開催での大幅な上積みが欲しいところ。回収率もしっかりマークできていた今日のような活躍がまた見られるでしょうか。

 
  土曜成績=   1- 1- 1- 5/ 8   勝率12.5%  連対率25.0%  複勝率37.5% 




本日のビグブルマン  川島信二騎手

この日はダート戦のみ4鞍の騎乗でしたが、2度馬券圏内へ持ってくる活躍を見せてくれました。展開を冷静に把握し、中団から脚を伸ばす作戦の威力が抜群でしたが、中でも7Rのサンビショップで見せてくれた盛り返しは今年の更なる活躍を期待せずには居られませんでした。
馬場の真ん中から伸びてきたところで、外から被されてしまって怯みそうになりましたが、負けじともう一度内から迫り直すダイナミックな騎乗フォームは馬にも勇気を与えていたはずです。

   
土曜成績=  1- 0- 0- 0/ 1  勝率100.0% 連対率100.0% 複勝率100.0% 



中山競馬場の成績

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節目の勝利!2200勝を達成した柴田善臣

2月の東京開催で勝利を挙げてから、本来の調子が戻りつつある柴田善臣騎手。この日 Rでを勝利に導き、JRA通算2200勝の節目の勝利を達成しました。気温が暖かくなって更なる活躍に期待したいところです。
勝利後のインタビューが終わると、何故か主役であるはずの柴田善臣騎手がプラカードを持って撮影に応じるなど、ウイナーズサークルは祝福の拍手と笑い声が入り混じるかなり不思議な光景に。祝福してもらうだけではなく笑いを取ったのも、柴田善臣騎手流のファンサービスだったのでしょうか???

  
土曜成績=   1- 0- 1- 3/ 5   勝率20.0%  連対率20.0%  複勝率40.0% 
 
 

偶然?それとも必然?石橋脩の勢いが止まらない!

先週はオーシャンステークスを勝利し勢いに乗っている石橋脩騎手ですが、この日も馬券圏内に騎乗馬を続けざまに持ってくる活躍を見せてくれました。まだ3月途中の時点の話ではありますが、昨年は勝率が5%を切る程度の成績だったのに、今年は8%をゆうに超えています。
前で競馬すると非常に成績が良いのも今年の大きな特徴ですが、時折後ろから豪快な差しで突っ込んでくることもあるだけに、この勢いはまだまだ止まらずに行くのでしょうか?

  
土曜成績=   1- 0- 1- 5/ 7   勝率14.3%  連対率14.3%  複勝率28.6% 



上位人気でソツなく好騎乗、柴山雄一が3勝

昨年の活躍に比べると若干物足りなさはありますが、柴山雄一騎手がこの日3勝を挙げる活躍。徐々にギアが上がってきたのかもしれません。
特にこの日は前に行ける上位人気馬をしっかりと馬券圏内にエスコートするソツの無い騎乗が目立ちました。その分回収率だけは目立ちませんでしたが、これから一気の固め撃ちが始まりそうな予感を抱かせる活躍ぶりでした。

  
土曜成績=  3- 0- 1- 5/ 9   33.3%  33.3%  44.4% 
 

本日のビグブルマン  吉田豊騎手

昨年に比べて勝率の面では苦戦している吉田豊騎手ですが、馬券に貢献献する機会は着実に増えており、今年序盤で出遅れた分を取り戻しつつあります。1着よりも2着や3着が多くなっている傾向こそありますが、3月に入ってからは急激な上昇カーブを描いており、まだまだ勢いが止まりそうにはありません。
極端な人気薄では厳しいですが、1桁人気ならやはり警戒が必要なようです。

  
土曜成績=   0- 1- 3- 7/11    勝率0.0%   連対率9.1%  複勝率36.4% 




CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
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そして、本日のPlay of the Day(ベストプレー賞)は

 中京9R(4歳上1000万下) 1着 ⑦オーロラポラリス 太宰啓介騎手


レースの中身やレベルは別にして、本当に運が強いと言う騎乗を見せてくれました。まず、中京ダート1800mでは東海ステークスで重賞初制覇。その思い出のコースで間隔が空いたとは言え、連勝を達成したのがこのレース。
スタート時に落馬したカラ馬が、4コーナーで先頭を走る馬に絡んでしまうアクシデントもあり、とても届かないような位置からの後方一気が決まりました。最後はカラ馬が前に馬が居ることで、やる気が維持できたのも大きかったと思いますし、運の強さや引きの強さを感じさせる騎手の要素に改めて気が付かせてくれた一戦でした。