「先週の結果分析」のコーナーです。
各競馬場の馬券圏内に来た騎手の成績を振り返ってみましょう

3月6日日曜日の結果を振り返りたいと思います


小倉競馬場の成績

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展開も味方に西田雄一郎、今年初勝利で通算200勝!

ダートの2400mと言う独特の舞台だったのもこの騎手に味方したでしょう、西田雄一郎騎手がJRA通算200勝を達成しました。今年の初勝利まで長い長いトンネルをなかなか脱出できませんでしたが、持久力勝負での強みを持つ馬の長所を引き出す好騎乗で、ようやく結果を出してくれました。
記録達成も同時に果たす嬉しい勝利となりました。

  日曜成績=  1- 0- 0- 6/ 7   勝率14.3%  連対率14.3%  複勝率14.3% 



今日は前で!藤岡康太、連日の活躍で本日3勝!

降雨の影響もあった小倉開催最終週、昨日の活躍した勢いをそのままにこの日も大暴れしてくれたのが藤岡康太騎手。昨日は差して結果を出していましたが、前が残りやすい馬場と判断するとポジションを前で確保。
その日の状況に応じて連日の結果を出すあたりは流石のひと言。堂々の1回小倉リーディング獲得です。

  日曜成績=  3- 2- 0- 5/10   勝率30.0%  連対率50.0%  複勝率50.0% 
 

息さえ合えば止められない!2勝を挙げた丹内祐次

ローカル開催での強さが魅力の丹内祐次騎手ですが、この開催も昨年ほどではありませんが強さをしっかりと発揮してくれました。中でも圧巻だったのは9Rのマイネルボルソーで勝ったレース。力強く4コーナーを周ると、あとは後続との差を拡げる一方で終わってみれば圧勝のゴールイン。
展開や相手にも恵まれた面はあったでしょうが、それにしても騎乗馬と息が合った時のすさまじい破壊力は、どうやら未だ健在のようです。

  日曜成績=  2- 0- 0- 5/ 7  勝率28.6%  連対率28.6%  複勝率28.6% 
   


本日のビグブルマン  菱田裕二騎手

先週はあまりにも初歩的なミスを再び犯す落馬があり、この日は3連続4着との惜しい競馬が続くなどチグハグな面が拭えない菱田裕二騎手ですが、それでもかなり騎乗馬とのコンビネーションも良くなってきており、起用してもらった期待に何とか応えようと、リズムが良くなってきました。
先日勇退した松田博資師に成長の跡を更に見せるべく、巻き返しに期待したいところです。

  日曜成績=  0- 0- 2- 9/11    勝率0.0%   連対率0.0%  複勝率18.2% 



阪神競馬場の成績

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橋口慎介調教師に開業祝、小牧太3勝の固め撃ち

この日は3勝と勝利数で目立ったのが小牧太騎手。橋口弘次郎師との信頼関係は有名ですが、息子であり新規開業を果たした橋口慎介師に開業祝とばかりに2勝をプレゼントするなど、この日は絶好調。
ダートでの成績が秀でる事もありますが、ここ最近は芝もダートも万遍無くこなす活躍が見られています。得意な条件が揃えばベテランの味が、更に深みと馬券への旨みも増してきそうです。
 
  日曜成績=  3- 0- 0- 4/ 7   勝率42.9%  連対率42.9%  複勝率42.9% 



今年は本当にひと味違う!古川吉洋、メインを奪取

メインレースの大阪城ステークスはハンデ戦らしい大混戦。ゴール前を制したのは古川吉洋騎手でした。一時期の低迷を脱してここ何年かは年間30勝に迫る活躍を続けていますが、今年はそんなペースを上回る活躍が続いています。
勝率や連対率、複勝率も昨年以上の数字を残しており、力強いフォームがより高い目標まで成績を届けてくれるのか、今後の活躍からますます目が離せなくなりそうです。

  日曜成績=
  1- 0- 0- 3/ 4   勝率25.0%  連対率25.0%  複勝率25.0% 



 F.ヴェロンは12R最多タイの3勝目、29日間で3勝!

最終レースで強い騎手と言うのはその時期特有の存在が居るものですが、ここ最近の最終レース男と言えばF.ヴェロン騎手でしょう。短期免許で来日中にもかかわらず、トップタイの3勝を挙げる活躍を見せていますが、注目するのはここ最近の固め打ち。
2月6日に初めて最終レースを勝って依頼、1月に満たない間に2勝目を挙げ、この日で何と3勝目。再度来日する際も、この傾向と好調さが続いてくれる事を願っております。

 
  日曜成績=  1- 1- 4- 5/11    勝率9.1%  連対率18.2%  複勝率54.5% 


本日のビグブルマン  藤懸貴志騎手

この日は1鞍のみの騎乗でしたが、早いペースで流れたレースでも中団まで押し上げながら、しっかりと脚を溜めて差してきたのが藤縣貴志騎手。
前が止まらなかったため逃げ切りをこそ許してしまいましたが、的確に追って1番人気馬ではあっても2着をしっかり確保できた点は、今後の活躍に繋がりそうです。

   
日曜成績=  0- 1- 0- 0/ 1    勝率0.0% 連対率100.0% 複勝率100.0% 
 



中山競馬場の成績

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リーディング首位を驀進、C.ルメールは今日も4勝!

メインレースの弥生賞では2歳王者をマカヒキで差し切るなど、この日も絶好調のルメール騎手の勢いは止まりません。リーディング首位に立っていますが、早くも突き離しに掛かっているかのような大活躍を見せています。
それ故に上位人気馬に乗る事も多く、回収率は・・・と思いきや単勝回収率は135、複勝回収率も97を記録するなど抜群の信頼感。しばらくこの覚醒したかのような勢いは続きそうです。

  
日曜成績=   4- 1- 1- 2/ 8   勝率50.0%  連対率62.5%  複勝率75.0% 


新人騎手デビューが刺激?大野拓弥の意外な「12年目の初勝利」

数多くレースを乗る中山の芝1600mで、何故か不振が目立っていたのが大野拓弥騎手。1番人気のロジダーリングに騎乗し見事1着となりましたが、実は中山芝1600mで行われた500万以上のクラス(新馬・未勝利では無いレース)で、デビュー後初めて勝ったと言う、意外な記録がありました。
これで500万以上のクラスで40鞍以上騎乗しているコースで勝っていないのは東京1400mを残すのみとなりました。騎乗馬の質も上向き続けている今の勢いなら、すぐに克服してくれるかも?

  
日曜成績= 1- 0- 1- 5/ 7   勝率14.3%  連対率14.3%  複勝率28.6% 
 


2日間連続の活躍、吉田豊に先輩騎手の意地を見た

昨日の午前中は連勝を飾った吉田豊騎手ですが、この日も勝利を挙げるなど新人騎手のデビュー週に先輩騎手にも意地があるのを示すかのような、力強い騎乗を見せてくれました。
9Rの潮来特別では6番人気のドラゴンズタイムを僅差4着に押し上げる騎乗も見所がありました。一つでも上の着順を目指す闘志に、確かな技術がしっかりと噛み合いだしている様な気がします。

  
日曜成績=   1- 0- 2- 6/ 9   勝率11.1%  連対率11.1%  複勝率33.3% 


本日のビグブルマン  長岡禎仁騎手

数少ないチャンスをモノにする機会が多い印象の長岡禎仁騎手。この日も3Rの新馬戦で最低人気のプラチナダリアを勝利させるなど、テン乗りの強さも改めて証明するかのような活躍は目立っていました。
昨年挙げた10勝は、もはやノルマと言いたいぐらいのペースで勝利を挙げています。前半だけで昨年の勝利数を上回る事が出来るかどうか、じっくりと今後の活躍を見守って行きたくなります。

  
日曜成績=   1- 0- 0- 3/ 4   勝率25.0%  連対率25.0%  複勝率25.0% 



CS放送のプロ野球ニュースじゃありませんが、「play of the day」の発表です
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そして、本日のPlay of the Day(ベストプレー賞)は

 小倉11R(大宰府特別) 1着 ⑭ウェスタールンド 鮫島克駿騎手


この日最多タイの3勝を挙げる活躍が光った点も評価に値しますが、馬の特性に合わせてフォームを変えて豪脚を引き出した冷静な判断力を見せた点を評価して選出します。
一時期は制裁点も多く累積してしまうなどレースぶりが荒くなる時期がありましたが、福永祐一騎手から「目指すところが違うだろう」の喝で目が覚めたと本人が話すように、最近の活躍は勝ち星の数以上に評価したくなる「技術の確立に再度挑戦する姿勢」が見て取れます。
圧巻はこの日のメインレース。ギアが入ってからの伸びはもちろん際立っていましたが、終いが早い展開でもコースを丁寧に確保できるあたりは、単に勝ち慣れただけでは出来ないレース振りでした。
今後の「目指すところ」 が若手騎手や新人騎手、競馬学校の生徒や騎手課程志願者の「目指すところ」になり続けるような、活躍2年目のジンクスを吹き飛ばし続ける活躍に期待したいところです。