2月21日に行われるGI、フェブラリーステークス 2016 の騎手データ特集です。

第一弾は、レースの鍵を握りそうな穴馬に乗る騎手に、スポットを当てたいと思います。
データは特に注釈が無い限り、2010年1月以降のデータです。



2016年のフェブラリーステークスは、レース展開に異常警報

出走予定馬を見て思ったのですが、こりゃ
・・・先行馬対差し馬のガチンコ勝負だなぁ 。

勝った馬も負けた馬も、その後ストレスが暴発しないだろうか。
余計な心配をしたくなるような異常なレースになるでしょう。今から警報を出しておきます。

今回のフェブラリーステークスも強い先行馬は何頭か居ますが、これらがガチンコ勝負すると前に行った時に強い騎手の力も必要になります。こうなると、ある騎手が総合的な強さを発揮してくるのではないかと言うデータを見つけました。

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スーサンジョイ&和田竜二騎手でした。

モーニンと同等かそれ以上の強い先行力を秘めている

波乱の立役者である騎手は、以前は非常に速いペースで逃げて後続をバテさせる様な競馬をしていました。しかし、馬自身の力を考えるとやや速いぐらいのペースで逃げさせた方がより強さを発揮できる事に気が付いたようです。

波乱の立役者、余力残しで先行したレース(良馬場)
ラップ12.3-11.1-12.0-12.2-11.8-11.7-12.1
ペース12.3-23.4-35.4-47.6-59.4-71.1-83.2 (35.4-35.6)

モーニン・根岸ステークス(梢重)
ラップ12.4-10.9-11.3-11.8-11.9-11.5-12.2
ペース12.4-23.3-34.6-46.4-58.3-69.8-82.0(34.6-35.6)
積極的に最初から飛ばしたら不安があるのは、他の先行馬と同じです。しかし、仮に消極的にリードを取ったとしても厳しい流れを作れる上に、乗りきれるだけのスタミナがあるのは強みです。
例えGIでもそれほど見劣りしないはずです。今までと同じか今まで以上にラクに先行出来るメンバーが相手なので、未知数な部分は不安よりも楽しみが多いように感じます

また、雨が降ってもスピードを更に活かせる走りを見せてきたため、大きなマイナスにはならない点も推奨理由の一つです。



波乱の立役者は、ダートで前に行くと途端に強くなる

騎手着別度数勝率連対率複勝率
388-489-453-4248/55787.00%15.70%23.80%
193-252-232-2100/27776.90%16.00%24.40%
ダート195-237-221-2148/28017.00%15.40%23.30%

もともと勝率で考えると、今回の波乱の立役者はそこまで強調出来る成績ではありません。数を多く乗っている割には、なかなか勝ち切れないと言われても仕方が無いかもしれません。
しかし・・・

・ダート1400~1800m
・3コーナーで3番手以内かつ、4コーナーでも3番手以内

となると成績は一変します。

着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
限定条件76-78-54-291/49915.20%30.90%41.70%164122

さらにこれを特別戦で限定すると成績がアップ。
準OP以上と言う厳しいフィルターを掛けても、勝率などの下がり方は、常識の範囲内で留まっています。
しかも、1走当たりの賞金が上がっているので、やはりより多く稼げる舞台が似合うようです。

着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値1走当賞金
平場61-69-42-243/41514.70%31.30%41.40%154118160万円
特別15-9-12-48/8417.90%28.60%42.90%215144448万円
準OP以上7-6-6-29/4814.60%27.10%39.60%146121462万円

これだけ前に行くと強くなるなら、マークが薄い上に何が何でも逃げる馬でも無いので、他は異常なペースでもこの馬はまだまだ余力がある場合が十分に考えられますし、大いにチャンスはあると思います。



調教師との相性も最強!

今回のフェブラリーステークスにも前で競馬をしたら強い騎手はいっぱい出てきています。波乱の立役者である騎手は、その中に入れば・・・正直多少見劣りする存在である事は否定出来ません。

しかし、今回のフェブラリーステークスに出走する騎手と調教師の組み合わせで、ダートの1400~1800mで最も相性が良いコンビが、この「波乱の立役者」なのです。

着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全クラス8-10-8-24/5016.00%36.00%52.00%84151289万
500万以上4-5-2-10/2119.00%42.90%52.40%50135501万
特別戦4-1-1-4/1040.00%50.00%60.00%107131845万

前に行ってしぶとさを発揮する騎手と馬、しかも他がバテてしまいそうなペースをこれまでに克服済みである点は、大仕事をやってくれそうな予感がします。
おそらく上位人気にはならないでしょうし、1着はどうかと思いますが2着や3着候補として狙ってみる価値はあります。