3月12日に行われる、中日新聞杯 2016 の騎手データ特集です。
今回は「ハンデ重賞で買える騎手は誰なんだ?」を徹底的に検証してみます。

データは特に注釈が無い限り、2010年1月以降のデータです。



キシュランガイドのデータ先取り情報

ここ6年(2010年1月以降)、準OP以上の中京芝2000mのレースではベタ買い可能
単勝回収率686、複勝回収率243と超得意にしている騎手を発見!

 成績=  2- 0- 0- 1/ 3   勝率66.7%  連対率66.7%  複勝率66.7%

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※ルメール騎手でした※






今回の注目騎手が、ハンデ重賞で見せる特徴

ハンデ戦が極端に得意な騎手と言うのが、実際には居ます。
今回、冒頭の「先取り情報」で取り上げている騎手は、中京2000mの鬼でもありますが、ハンデ戦の鬼でもあります。
回収率だけでみると、実は本当はもっと怖い鬼が居るんですが・・・その話は後ほどするとして、今回の特集対象騎手である「池添謙一騎手」は、こんな特徴を持っています。

・ハンデ重賞
・芝1800~2500mの距離
・牝馬限定戦を除く
・直線に坂がある競馬場

こんな中日新聞杯と同じようなレースで、実はコンスタントに目立つ活躍をしています。勝ち星や回収率で上回る騎手は実は他にも居るのですが、現在もコンスタントに活躍していてなおかつバランスが程良く取れている点では見劣るようになってきました。

しかも、なかなか配当妙味もあるはずなのに、今までは膨大なデータの中に埋もれがちだったんです。



池添騎手の唯一の弱点を逆手に取ると?

坂のある競馬場だからこそ狙える騎手と言う点でも、距離が中距離だから狙えると言う点でも、この騎手の実績は無視できない存在感があります。

但し、唯一ネックになる点があります。それは・・・

勝つか負けるかが、ハッキリしすぎている

と言う事なんです。
つまり2着とか3着はデータ上考えにくいので、あくまでも勝ち馬候補と言うことになります。

その代わり、今回の特集騎手をトータルで上回れるのは、「中日新聞杯には騎乗しないM.デムーロ騎手」だけです。
重賞の舞台での安定感こそM.デムーロ騎手が上ですが、勝率や回収率は圧倒的な差で上回っているのです。

騎手着別度数勝率連対率複勝率
池添謙一2-0-0-6/825.00%25.00%25.00%
M.デム1-1-2-2/616.70%33.30%66.70%

騎手単勝回収値複勝回収値1走当賞金
池添謙一156521315万円
M.デム481601366万円

これだけの数字を誇れる騎手が、今回満を持して中日新聞杯に騎乗してくれるのですし、あきらかに馬の状態に問題がないのであれば、狙ってみる価値は十分あると思います。



ハンデ重賞に強い騎手を、メルマガで公開します!

ハンデ重賞で非常に強い騎手が、今回は結構多く参戦してきます。馬主さんや調教師さんも、馬との相性が合う合わないと言う要素と同じぐらい、ハンデ重賞で強い騎手であるかどうかを判断して、依頼してきたとすら考えてしまいたくなるようなメンバーが揃いました。

今回のレースで特にオススメする「特集騎手」は、勝つか負けるかの振れ幅が非常に大きいハイリスクハイリターン型ではありますが、他にも強い騎手をピックアップしたら

 ハンデ重賞四天王

が見つかりました。特集騎手が不発に終わっても、このハンデ重賞四天王を活かした馬券戦略をお勧めしたいと考えております。


キシュランガイドのメールマガジンでは、ブログに書けない狙い目と、
スポーツ新聞にも絶対書けない(書いたら左遷させられる)予想に役立つネタを書いております。

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(レース当日の朝9時頃を目標に配信する予定です)


ひと足お先に、ハンデ重賞四天王のデータをご覧ください

ハンデ重賞で買える騎手の中でも、特に今回の中京新聞杯で狙える4人の騎手を、四天王になぞらえてデータだけ先にご紹介します。

四天王とは

・東方の守護神 持国天
・南方の守護神 増長天
・西方の守護神 広目天
・北方の守護神 多聞天


を差します。
それぞれの騎手は他の芝中距離で行われるハンデ重賞でも、狙い目になりやすい騎手でもあります。得意な条件に合致していると判断できる場合は、是非馬券戦略に活用してみてください。



今回の特集騎手=池添謙一騎手

特徴=坂のあるコースでは勝率や賞金を稼ぐ度合いがアップ、勝負強くなる傾向 
弱点=坂の無いコースでは旨みが少ない。坂があると勝つか負けるかと結果が極端

条件着別度数勝率連対率複勝率
全体3-0-5-16/2412.50%12.50%33.30%
坂あり2-0-0-6/825.00%25.00%25.00%

条件単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全体6899967万円
坂あり156521315万円



持国天=川田優雅騎手

特徴=近年好調の勢いがあり、ハンデ重賞での活躍もそれに比例している。
弱点=坂のあるコースで勝ち星が無い。今回は2着や3着候補が最適か

条件着別度数勝率連対率複勝率
全体4-5-3-16/2814.30%32.10%42.90%
坂あり0-3-2-6/110.00%27.30%45.50%

条件単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全体621051161万円
坂あり0144843万円



増長天=ルメール騎手

特徴=とにかく活躍しまくり、しばらくハンデ重賞ではこの勢いは止まらなそう
弱点=坂があるコースでは、人気の盲点になるような馬で無いと狙いにくい。ハンデ重賞はそもそもそんなに乗ってくれない。

条件着別度数勝率連対率複勝率
全体2-3-0-3/825.00%62.50%62.50%
坂あり0-2-0-2/40.00%50.00%50.00%

条件単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全体751571837万円
坂あり0215800万円



広目天=武豊騎手

特徴=ハンデ重賞で最多勝争いを繰り広げている。
弱点=坂があるコースではガクッと成績が下がり、人気上位馬ではほとんど旨みが無い。

条件着別度数勝率連対率複勝率
全体5-1-4-17/2718.50%22.20%37.00%
坂あり1-1-0-7/911.10%22.20%22.20%

条件単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全体148951032万円
坂あり16861622万円



多聞天=戸崎圭太騎手

特徴=コース条件の影響をほとんど受けない、坂があるとむしろ勝負強さもアップする傾向
弱点=極端な人気薄では狙いづらい、善戦マンのイメージが拭いきれない

条件着別度数勝率連対率複勝率
全体2-0-3-10/1513.30%13.30%33.30%
坂あり1-0-2-5/812.50%12.50%37.50%

条件単勝回収値複勝回収値1走当賞金
全体122142893万円
坂あり1581001037万円


キシュランガイドのメールマガジンでは、ハンデ重賞四天王の公表と、
どのように中京新聞杯で狙えば良いのかを、独自の見解でデータを交えてご紹介します。
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以上、ハンデ重賞で狙える騎手データでした。